風と緑と散歩道

晴れた日は出かけよう 見知らぬ この道、あの森へ…

いつも前を通るけれど1度も入ったことない「小平ふるさと村」へ入ってみた。

いつもウォーキング・ジョギングコースになっている多摩湖自転車道。歩きやすく自然もいっぱいで、落ちつきがある道なのでかなり気に入っています。緑が多く、畑があったり、野菜の直売店があったりするいかにも多摩らしい遊歩道ですが、公園とか雰囲気ある喫茶店とかもあったりして散歩にも最適ですね。

ふるさと村の前。

で、その多摩湖自転車道の花小金井駅と小平駅の中間、正確には青梅街道と新小金井街道との間に小平ふるさと村という施設があります。風格のある古い建物と、赤いポストは目印です。いつも通るのに一度も入ったことがなく、休みの日に通ると前で小平特産物などを売っていたりして気になっていたのです。入場無料だしい、いつか入ってみよう、いつか入ってみよう…と思ううちに随分と時がたってしまいました。というわけで今回中に入ってみました。

この施設の詳しい説明は、公式サイトをご覧いただければとおもいます。小平の歴史と文化を後世に伝えるための、文化遺産として当時の建物を復元し、だれでも自由に見学できる博物館的な施設なのです。

ふるさと村の様子。

入ってみると、農家を再現した乾拭き屋根の住宅や、明治に設立された和風建築の郵便局、水車、消防小屋などがあり、当時の歴史や時代、文化を肌で感じることができます。たとえば家住宅主屋などでは外観を眺めることはもちろんのこと、実際に中に入り当時使っていたであろう囲炉裏や台所、牛舎などを間近で見ることができます。

中は木造で、非常に風格があります。囲炉裏などは実際に火がついていて、台所の釜なども忠実に再現されており、かなり完成度は高いです。外はセミがなくクソアツイのですが、建物の中は冷房など無いのに非常に涼しいです。やはり日本特有の木造建築は風通しがよく、夏は涼しく過ごせるように設計されているのでしょうかね。まぁ冬はクソ寒そうですが…。

建物の外観や、当時農業などで扱われていたであろう道具なども、復元してあり当時の様子がよく伝わります。

施設内は植木や小さな川などもあります。水車小屋や休憩場所などもあり、散策コースとしても最適な施設になっていました。

ふるさと村の様子。

建物入り口にあるショップでは、ブルーベリーや和菓子、洋菓子をはじめとしたおみやげや、小平特産物、オリジナルグッズや書籍などの販売コーナーもありますので、遠方から来た方への配慮もあり充実しています。

無料でありながら、忠実に再現された建物の見学もでき、歴史文化を肌で感じることができる上、ショップも充実。なんでこんな素晴らしい施設があったのに、今まで入らなかったのだろう…?多摩湖自転車道の散策のお供に是非訪れてみてください!

ふるさと村の様子。

近くの大きい公園・小金井公園の園内では、江戸東京たてもの園でも江戸時代から昭和初期までの、様々な建造物が見学でき、歴史や文化を学ぶことが出来ます(有料)。こちらもともに宜しく。

…小金井公園はしょっちゅう散策しているけれど、たてもの園は小学校の社会科見学以来行ってないなぁ…20年前か。

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