風と緑と散歩道

晴れた日は出かけよう 見知らぬ この道、あの森へ…

曇りにも負けず 新古河変電所ウォーク。

この時期は外をウォーキングすると汗ばむくらいの陽気です。ようやく春本番となり心が弾みます。さて、本日は前回訪れた 北東京変電所ウォークの続きということで、河北線鉄塔を追いかけて 新古河変電所 までウォーキングしました。流石に茨城までのウォークは遠い気がします…。

先ほどまで晴れていたのに微妙に雨曇になってしまいました…。今日晴れる言うてたのに気象庁マジいい加減にせぇや。雨降りと温暖なだけまだマシとしますか。

さて、この新古河変電所は50万ボルト級 内輪環状線の変電所の1つで茨城県 猿島郡 境町にあります。都内からこの変電所にたどり着くまでの間は最短ルートでも 埼玉県、千葉県 を越えてのウォーキングとなりました。

では新古河変電所を見てみましょう。まずは一次側部分です。こちらからは500kvの送電線が出入りします。最初は北西側から見て回ります。こちらは新所沢変電所から接続される新古河線です。

そのとなりは福島幹線。福島の原子力発電所からの電気を首都圏に送り込むための送電線で現在は新福島変電所、新いわき開閉所、新茂木変電所と経由して接続されます。

その隣は新筑波線。こちらも福島東幹線として新福島変電所から来る送電線ですが、新筑波変電所で新筑波線と路線名が変わります。

現在は原子力発電所の運転が停止しているので、福島第一原子力発電所、福島第二原子力発電所からの送電は停止していますが、電力融通として東北電力やその他の発電所からのブレンドされた電気が流れているため、未使用というわけではありません。

最後に新京葉線です。新京葉変電所へ接続し、途中で新野田変電所へも給電しています。この変電所で扱う500kvの架空送電線は以上となります。

この変電所の500kv部分ではGISを採用せず、引き込みされる鉄構や母線や開閉装置等は全て外に露出しています。そのためジリジリ…というコロナ放電の音が響きます。

500kv側の接続部分です。1センスごとの電線が太くて硬そうです。

引き出し、および引き込んだあとは避雷器や計器用変成器を挟みます。

その後ろにあるのが断路器でガッシリとしていて巨大化です。さらにV字の機器が遮断器。ガス遮断器です。

変電所の門から見た鉄構と母線です。左側が一次側となります。

反対側の二次側へと回り込みます。こちらからは275kvの送電線があります。河北線の2系統です。手前が河北線 1,2L、奥が河北線 3,4L。

河北線 1,2Lです。埼玉県の北東京変電所へ接続されます。河北線の名称は古河と北東京の文字が取られたのかな?

同じく北東京変電所に向かう河北線 3,4Lです。河北線は2系統で重要な線となります。それぞれ鉄構から引き上げられます。番号は新古河変電所側が末端で、北東京変電所側からスタートして割り振られています。

河北線は行き着く場所は同じですが、いきなり二手に分かれて送電します。こっちの空は晴れてるなァ…。

変電所に着いた時間帯だけ天気が悪かったのが残念です。変電所の上空だけ曇ってて他は青空で太陽がでていました。なんともタイミングが悪い…。

外周は囲があり、装置郡や変圧器は見えませんでしたが鉄塔はインパクトがあり見応えありました。50万ボルトだしね。

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