欅坂46 聴きながらけやき坂歩き。

2016年04月16日 (土) 23:00 - 赤口

土曜日の恒例ラジオ番組。TOKYO FMのJA全農カウントダウンジャパン。そして福山雅治福のラジオ。週末は携帯ラジオでこれらを聞きながらウォークするのが日課です。ちなみに今回の福のラジオには大泉洋さんがゲストで出演し、福山さんと大泉さんのフリーダムな適当トークが非常におもしろくく、街の中で大笑いしながら聞いていました（危ない人）。

一方、週末の邦楽ランキング番組であるカウントダウンジャパンの今週の1位は先週デビューシングルをリリースした 欅坂46 『サイレントマジョリティー』でした。欅坂46？なんぞそれ？と思う方もいらっしゃると思います。欅坂46は秋元康先生プロデュースの新生アイドルグループです。既存の乃木坂46の姉妹グループになります。

AKB48とかHKT48とか顔と名前の見分けも付かないようような私にとってこの手のアイドルグループ（※）は興味が湧きません…そんな私ですが、欅坂46の『サイレントマジョリティー』の楽曲は初めて聴いたときからアイドルソングとは思えない曲の力強さと、デビュー曲とは思えないようなメッセージ性のある歌詞に衝撃を受け、ミュージックビデオに至っては他のアイドルグループとは一線をかくすようなキレのある動きに惚れていまい、デビュー曲を買ってしまいました。

『サイレントマジョリティー』のジャケットや衣装が結構大人っぽくて好みだったので、それも購買欲を誘いました。

※アイドルには興味ないですが、48系やご当地地下アイドルとすこし系統の違うでんぱ組.inc のファンではある訳で。

欅坂46って？

欅坂46はアイドルグループで昨年2015年に誕生しました。デビュー時の平均年齢は16.8歳で、記事執筆時点ではアンダーグループ含めて21名となります。

乃木坂46の関連グループとして坂道シリーズ第2段となる欅坂46。同じく秋元康プロデュースのアイドルなのですが、正直乃木坂46との違いはなんなのか…となりますよね？もちろんグループ名やメンバーのクオリティの違いはありますが、だからと言ってアイドルとしてのポジションやコンセプト・方向性まで重複するとなると差別化が難しくなります。そこで、乃木坂46と欅坂46のデビューシングルを見て比較してみます。

乃木坂46 『ぐるぐるカーテン』

乃木坂46 『ぐるぐるカーテン』Short Ver. – YouTube

欅坂46 『サイレントマジョリティー』

欅坂46 『サイレントマジョリティー』 – YouTube

いかがですか。全然イメージが異なりますね？前者はふわふわして女の子達がキャハハ☆ウフフ♥ するイメージで曲調も所謂カワイイ女の子イメージで、ダンスや衣装も制服だったり、ひらひらスカートでお嬢様な印象。舞台も学校の教室。

一方後者の欅坂46のソングはカッチリした雰囲気で曲調や歌詞のインパクトがまるで異なり、ロケーションも都心の街中です。ダンスの動きや表現も現実的で人間味があります。そして大人っぽい世界観で衣装の制服も学生というよりかは何らかの集団や訓練された軍隊のような感じ。ここはPerfumeのSpending All My Timeのミュージックビデオの衣装に近い感覚もありますが…。

【PV】 spending all my time -　Perfume – YouTube

いずれにしても、乃木坂46の『ぐるぐるカーテン』に触手が伸びなかったが、欅坂46のデビュー曲は“響いた”という点ではコンセプトや路線が私好みなのかもしれません。