風と緑と散歩道

晴れた日は出かけよう 見知らぬ この道、あの森へ…

三軒茶屋〜町田ウォーク と マンションの下に潜る送電線。

暑いけれども気温は低め。風も若干涼しいウォーク日和の日曜日。今日は道ウォーク 世田谷通り編。世田谷通り(津久井道)を使い、世田谷区 三軒茶屋駅から町田市 町田駅を歩きます。

ここから町田駅に行く最短ルートだと一旦神奈川県に入り、再び東京都にはいると言う謎ルートになります。小田急線や東急田園都市線もそうですよね。

三軒茶屋から1時間で多摩川を越え、神奈川県にはいります。県またぎはジャンプ!

と、神奈川県に入った途端歩道が無くなってテラコワス。多摩川から架かる橋からこの先まではずっと改修工事をしており、道幅が広くなる予定です。

世田谷 三茶付近では東急世田谷線と並走していた世田谷通りですが、多摩川や狛江のあたりからは小田急線と並走する形になります。

小田急線 生田あたりからは完全に道と並びます。この辺りをウォークすることは何度もありますが、神奈川県内の世田谷通り(津久井道)をずっと先までウォークした記憶がないです。

この辺になると神奈川県と多摩特有の丘陵地帯となり、高低差が楽しめます。逆に鉄塔ウォークや送電線追跡のとき、高低差が多く迷いやすい丘陵地帯に阻まれる横浜、川崎、稲城、多摩、町田…等のエリアで探索はかなり面倒だったりします。坂に登ったはいいけれど鉄塔が立ち入りできない敷地に建っていて近づけなかったり…とかね。

しばらく歩いて行くと、新百合ヶ丘駅の近くで変わった鉄塔に出会えます。以前黒部幹線探索でも名前のあがった鉄塔 桜ヶ丘線。立川より先の昭島変電所から来るのですが、何故かマンション南側から地中線として生えています。鉄塔の後ろは大きなマンション。

かなり広大な敷地のマンションの裏の北側に回って見ると…。

ありました。今度は地下に潜る鉄塔です。この鉄塔の番号は桜ヶ丘線 No.77。先ほどの南側の、鉄塔はNo.77-1の枝番。おそらく、マンション建設の影響で送電線がそのまま通せず、No.77は移転した後地中に潜る形で新設された鉄塔なのだと思います。154kvがマンションの下通るとはね。

ここでちょっと鉄塔の寄り道。

その先の桜ヶ丘線 No.78は丘の上に建つ鉄塔で行くには坂と階段を上る必要があります。送電線も丘の上からマンション手前まで、住宅地や道路、小田急線の線路の上を架けて電線の距離もかなり長い。

桜ヶ丘線は古い鉄塔と建て替えられた鉄塔が混じるので鉄塔の形状はバラエティに富んでいます。この鉄塔も碍子の位置がずれてておもしろいです。

さらにその鉄塔を追いかけるとまた高くて腕金の多い鉄塔があります。こちらは柿生線 No.19。桜ヶ丘線は一番下段に併架されますが、両端の甲乙鉄塔から柿生線に共架されています。

しかし甲乙にジャンパー線が見当たらないのでもしかすると切断しているのかもしれません。

一方柿生線も丘の下まで長い送電線結んでおり、新百合ヶ丘駅の商店の脇にある百合ヶ丘変電所に引き下ろしています。

と、寄り道し過ぎた…先を急ぎましょう。道路はその先も小田急線の線路と併走して続いていきます。

しばらく道なりに歩いて行くと、柿生を過ぎたあたりでふたたび「東京都 町田市」の案内標識が現れます。多摩川を越えて東京から神奈川に入りましたが、再び東京都。このままいくと1時間前後で町田駅に到着しますが、それだとつまらないので少し寄り道。

小田急線の線路と枝分かれする芝溝街道を西に行き、鎌倉街道の交差点を曲がって南下します。

しばらく進むと、町田のリス園の向かいにある薬師池公園が見えてきます。せっかくなので立ち寄りました。ここは多摩や八王子から町田ウォークするときに散策する緑園です。園内は広くて緑も多く、大きくきれいな池や梅林や畑、ハス田など自然が豊富。この時期園内ではセミがたくさん鳴いていて夏の夕方のひとときを楽しめました。

ひぐらしの声…いいすねぇ。

今は夏ですが、春や秋に来ても美しい景色を眺められます。お近くに来たらなたぜひ寄って見てください。

さて、園内を散策した後再び道を南下。先ほどまでは森や緑が多かったり、工業施設がおおかったのですが町田駅に近づくにつれて商店も多くなり賑やかに。そして夕方頃には町田の駅に着きました。鉄塔追いかけたり公園寄ったり、結構遠回りや道草食った割には16時くらいに到着しました。町田は全く来ないのでアウェー感がすごい。町田はでかい街ですが、海老名とか藤沢のようなやはり神奈川の繁華街感がするのが不思議ですね。

小田急とJR横浜線が来る駅ですが、街のデカさや点在する商業ビルのレベルを見ると、立川や八王子よりも上なんじゃないのかな?

銀座とかにもあるパン屋さんHEART BREAD ANTIQUEが町田にもあるようです。ここはイートインスペースもあり店内で買ったパンやスイーツ類を楽しむことができます。郊外型店舗として割と近い相模原にもアンティークはあるのですが、駅前にある町田店は非常に便利だともいます。アンティーク アリオ北砂やトレッサ横浜みたくオリジナルチョコリングあるかな?と思ったけれど無かったのはちょっと残念。

と、寄り道しつつも世田谷から町田まで歩いてきたわけですが、初めて歩いた道もあったのでなかなか新鮮でした。

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